2018/11/13 15:39
こんにちは。
山中木製漆器協同組合です。
今日は漆器感謝祭でした。
なぜ11月13日が「うるしの日」なのか?
漆は遠い昔から使われてきましたが、
「うるしの製法」「漆器の製造法」は文徳天皇の第一皇子惟喬親王(844~897年)が、
いまだ完全でないのを憾みとせられ、京都嵐山法輪寺に参籠され、
本尊虚空蔵菩薩よりご伝授、ご教示を受けて完成し、
日本国中に広めたものといわれており、
塗りをする場合に使う継ぎ漆を「コクソ」というのは虚空蔵から転化したものだといわれております。
このようなことから、
親王はそのご霊験を深く感謝され
「我が法輪寺(うるしでら)盛んなれば、漆業もまた盛んなるべし、
もし我が寺、衰うるときは漆業も衰うべし、ゆめおろそかにすべからず」
とご遺戒されました。
爾来、漆関係者は、親王が参籠された満願の日である11月13日に報恩講(俗に漆まつり)を設けて、
供養するのがならわしとなっており、この由緒ある日を「うるしの日」と定められました。
(山中漆器連合協同組合さんの資料より)
そんなわけで、漆器に関わる人たちにとってはとても大切な日です。
今日は皆さん東山神社にお参りされました。
漆業がますます盛んになりますように…これからも末永く続けていきたい大切な行事です。
今日もご覧いただき、ありがとうございました!
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