2017/11/30 09:56

おはようございます。

山中木製漆器協同組合です。今日は漆器に使われている木材についてです。

漆器に使われている代表的な木材は「欅」「栃」「栓」「水目桜」です。

近年では「桜」「楓」「橅」などの従来は漆器の材料として使用しなかった木地の品物も作られるようになりました。

木地が出来るまでの工程は主に、原木採取⇒木取り⇒荒挽⇒中荒挽⇒仕上げ挽きとなります。

木地を仕上げる時には、轆轤に木地を設置し、職人それぞれが独自に作った刃物を使い、外側から内側に内側から外側にと

挽き上げます。木地を削る「鉋(かんな)」「木地を挟む台座」などの道具は、すべて職人の手作りで自分の体に合った道具を使います。

ショップでも色々な木地の商品を取り扱っています。今日はお椀で少し紹介したいと思います。











などなどです。
木地によって、色々な特徴があるそうですが、自分のお気に入りの木を食卓に取り入れるのも面白いかもしれませんね。